鈑金塗装の工程紹介
事務員の方など、鈑金塗装について詳しくない人が記事を書く場合の為に、キズ・ヘコミなどの修理行程について説明します。
500文字程度の文章にしないと、検索に上がらないのですが、
工程ごとに写真を撮って、詳しい解説をつければ、500文字程度の記事になります。
※ただ、この文章をコピーするのだけは止めてください。
グーグルからペナルティを受けて、検索順位を下げられます。
内容的には同じになってしまいますが、
御自身の言葉で書き直すことで、オリジナルの文章にしてください。
また、すべての工程をキッチリと説明する必要もありません。
お客さまとのエピソードなどがあって、
それだけで500文字になっても大丈夫です。
500文字程度の文章が必要ですので、
何を書いたら良いか分からない時は、
この工程表を参考に、文字数を増やしてください。
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キズ・ヘコミの修理行程
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※工場によって、若干工程は違います。
◆損傷の確認
◆部品の脱着(必要ならば)
◆損傷部分の塗膜の剥離
◆鈑金
内側から叩き出せる場合は、叩き出すが、
ドア等の内側にも、補強の鉄骨が入っていたりで、
手が入らないときが多いです。
5円玉のようなワッシャーをスタット溶接、もしくは、
専用のスライドハンマーを、スタット溶接して、
引き出す事がおおいです。
◆剥離部分の塗膜の段差を削って、なめらかにする。
塗膜の段差がのこったままパテを付けると、
パテが痩せる(溶剤が蒸発して収縮する)と、
修理の1か月後などに、パテが収縮、段差が出て、修理した跡がでてしまいます。
それを防ぐために、段差を滑らかにします。
◆パテの盛り付け。
粘土のようなパテを盛り付けます。
こだわりのある工場では、粗目で厚盛できるの鈑金パテから、
目の細かい仕上げ用のパテを使っている工場もあります。
◆パテの乾燥。
時間が経てば、自然に乾燥しますが、
時間短縮のため熱をかけるときもあります。
(特に冬場)
◆パテの研磨
パテを削って、整形します。
通常、パテの盛り付け、研磨を数回繰り返し、形をだしていきます。
◆サフェーサー(中塗り塗装)の塗布
目的は、
1.目の粗いパテの上に、直接上塗り塗装をすると、
吸い込みがあるので、パテの跡が出てしまいます。
それを防ぐため。
2.パテ整形時についた粗いサンドペーパーのキズを埋めるため
3.防水・防錆
また、サフェーサー塗布前には、
鈑金した周辺部を細かいサンドペーパーで研磨する「足付け」
余計なところまで塗装しないように、マスキングをします。
「足付け」とは、
上塗り塗装や中塗り(サフェーサー)や、
パテを盛る前に、周辺の塗膜を細かいサンドペーパーでキズを付ける事。
これをしないと、後から、パリパリ塗膜が剥がれるなどの不具合が出てしまいます。
◆サフェーサー乾燥。
◆スアナを埋める。
粗いパテを使った場合、ちいさな穴が表面にのこる事があります。
その穴(スアナ)を目の細かいパテを使って埋めます。
サフェーサー塗布前にやる事もあります。
◆サフェーサーの研磨
サフェーサー乾燥後、最終的な塗装面を出すために、
細かいサンドペーパーで研磨します。
◆調色
カラーサンプルのデーターを元に、
車体色と同じ色に調色します。
原色を10種類程度調合して色を作ります。
◆塗装前の準備
1、塗装するパネルをコンパウンド等でキレイにします。
泥汚れ、ピッチタール(アスファルトのカス)、虫、水垢とうを落とします。
入り組んだ所は、歯ブラシ等で、隅々までキレイにします。
2.足付け、塗装面に細かい傷をつけます。
これをやらないと、後でパリパリ剥がれがでます。
3.マスキング
塗装がかかってはマズイ部分を紙やビニールなどで覆います。
4.脱脂
脂分・ワックス分を、弱い溶剤をつかって、取り除きます。
これをやらないとハジキといって、
クレヨンの上を絵の具で描いたように、弾いてしまい、不具合がでます。
◆上塗り
1.カラーベース塗装
調色した塗料を塗ります。
一度にべったりと塗装せずに、数回にわけて塗装します。
最初はパラパラ塗装することで、ハジキなどを防ぎます。
サフェーサーの色がきちんと隠蔽されたことを確認して、
ムラがないことを確認して、慎重に塗装していきます。
2.クリアー塗装
カラーベース塗装のあとに、透明なクリアの塗装をします。
クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
乾燥後、化学変化を起こして、固い塗膜になり、硬化後は、シンナーなどの溶剤で溶けなくなります。
◆乾燥・硬化
60度×40分とか、熱をかけて、乾燥・効果します。
◆磨き
塗装時に、細かいほこりが付着することがあります。
手で触るとポツポツとブツが残っているのが分かります。
また塗装時に柚子の肌のように塗装面が荒れることもあります。
そういった事を修正するために、ブツを細かいサンドペーパーでけずったり、
柚子肌の部分を細かいサンドペーパーで削ります。
最終的には、コンパウンドをあてて、細かいサンドペーパーのキズを消し、
ツヤのある状態にします。
◆マスキングを剥がす
◆部品の取り付け
◆洗車
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部品交換について
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新品部品、
中古部品(リサイクル部品)
があります。
◆新品部品(外装の鋼板部品について)
ドアやフェンダーなど、鋼板の部品に関しては、
黒やグレーなどの錆止めの塗装をした状態で供給されます。
そのため、車体色に塗装する必要があります。
◆新品部品(バンパー等)
バンパーは鉄板でなくて、プラスチック製になります。
そして、車体色に塗装された状態で、供給される場合もあります。
(車体色に塗装されていない場合もあります)
◆中古部品
ドアなど、取り外した状態で、段ボールに入れられて、
宅急便で送られてきます。
塗装色が同じ場合、あらたに塗装する必要がなく、
取り付けただけで、修理が完了する場合もあります。
また、ドアガラス、ドアハンドルなどの細かい部品がついたまま供給されるので、
ドアガラスが割れてる損傷などの場合、
修理代金を大幅に少なくすることもできたりします。